うちに門前病院で不可思議なことがあったので記録に残しておく。
クリアナールとスペリアはいずれも同一のフドステインの去痰剤で併売品である。
製造販売元が田辺三菱か久光かだけの違いで効能効果も薬価も同じ薬である。
通常は併売品を2品目置く必要が無く、常識的な薬局であれば過誤防止の観点からいずれか1つの商品を置いていると思われる。
しかし、うちの薬局には併売品が多数存在している。例えば今回話題にしているクリアナールもそうだし、グラクティブとジャヌビアも在庫していたりする。そういえばアムロジンとノルバスク、キプレスとシングレア、アバプロとイルベタン、デプロメールとルボックス…ありすぎて頭がおかしくなる┐(´д`)┌ヤレヤレ
話は逸れたがこのクリアナールの処方が物議を醸した事件があった。
現在クリアナールは出荷調整中で在庫がかなり少ないが、スペリアはそこそこ在庫があった。そこで門前の医療機関から処方された際には私は当然併売品のスペリアを代替薬として勧めた。後疑義でも良いだろうくらいに思ったが、念のため事前に疑義照会した。
しかし処方元からの回答は
クリアナールからスペリア変更で査定されたことがある
とのことでまさかの変更不可(処方削除)の指示が出たのである。
そんなことあり得ないだろうし、恐らく内科のクラークは何か勘違いしているのだろうと思う。
私も併売品で販売元が異なるだけということを説明したが、変更できないの1点張り。
あまりにも強く言われたので今後も疑義して確認を取ることとなった。
そんなことがあってから半年後、同様の疑義を行ったところアッサリ変更OKだった。
うん。そうだよね。併売品変更で査定なんて、全体勘違いだったと思う。
内科のクラークさん、しっかりしてくださいね!
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