度々話題に挙げている薬剤師Aさん。
うちのお店に異動してきて1カ月弱。結局うちのお店でもダメだったようで別店舗に異動となった。
当初は行くところが無く、これまでかと思われたが…。
ちょうど別店舗の薬剤師が接客トラブルで急遽退職となったので、そのポジションの埋め合わせになったのだ。(そもそも接客トラブルで退職っていうのもどうなの?)
異動先のお店は処方せん枚数が50枚もいかない暇なところで、処方のバリエーションも乏しいつまらないお店(俗にいう窓際の職場)である。しかし、もともと忙しいお店が苦手だったAさんはその異動話で気分も上がってきたようだ。
こちらとしては上からよろしくお願いされ、実務実習も手伝ってもらおうと思っていたのに急遽いなくなるという話で踏んだり蹴ったり。もう二度とよろしくお願いされても適当に流そうと誓ったのだった。
新卒の配属先で馴染めず、前居たお店も突然来なくなり、うちに来てかき回すだけかき回し、1カ月弱で去っていくという社会人としてどうなの?という行動に私も含め、周りも呆れている。まあ、こうやって一つ一つ出禁になるお店が増えていくのでしょう。少なくとも私はもうAさんを助けることはないでしょう。
ただ、異動先もすべてが希望通りとはいかず個人在宅を退職する薬剤師から引き継がなければならないらしい。
Aさんは在宅はやりたくないようで、外来専門で行きたいようだった。
患者のための薬局ビジョンや地域包括ケアシステムを知らないのだろうか。薬剤師業務として薬局にこもって鑑査投薬だけやっていればいい時代は既に終わっている。今は地域の健康ステーションとして在宅医療にも関わっていかないといけないし、地域で高齢者をケアしていくために医師だけでなく、看護師やケアマネなど多職種とも連携をとって行かねばならない。
Aさんはまだ5年目、20代で外来専門と言う(使えない)高齢薬剤師のなれの果てのような薬剤師をやりたいのだろうか。
とはいえ、個人在宅を引き継ぐのはAさんしかいないようなので、やるしかない。
今まで行く先々でトラブルを起こしてきたAさん。またすぐに異動になるのかどうか、経過が楽しみなのでアンテナ張っておくこととした。
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