現在、アルコール辞めてます
遡ること2021年7月26日。私はこの日にお酒を飲むのをやめました。そろそろお酒を飲まなくなって1年が経とうとしています。
私はもともとお酒を飲むことが大好きでした。特にここ7~8年ほどは休肝日も何のその、毎晩の飲酒が習慣になっていました。1年365日、飲まない日は風邪を引いた日など、ほんの数日くらいでした。
そして晩酌の量も相当な物でした。
ワインから始まり、最後は日本酒をちびちび…。
その結果、毎日ワインは1/2本、日本酒は3合くらいは飲んでいたかと思います。
更にここ2年ほどはお休みの日は午前中からお酒を楽しむ生活をしていました。
ただ、一人で家飲みが中心なので、日常お酒で他人に迷惑をかけるということはほとんどなかったと記憶しています(もし迷惑かけていたらごめんなさい)。
また、過去に行った遺伝子解析ではお酒に強い遺伝子タイプであることも判明しており、その通り二日酔いすることも数えるほどしかなく、酷く酔っぱらうこともありませんでした。
そして周囲にも酒豪で通っていました。
そんな『お酒大好き!』な私がアルコールを辞めたのはひょんなことがきっかけでした。
アルコールを辞めるようになったきっかけ
身体に何の不調が無くてもここ数年は飲みすぎているという自覚はありました。
そして飲酒により無意味に消費される時間が勿体ないと感じ、出来ればお酒は辞めたいと思っていました。
思い返せば、お酒を常飲する以前は就寝前は本を読んだり、ネットを見たりして情報収集していましたが、飲酒が習慣化してからは本を読む機会もめっきり減っていました。
ですが、既にストレス発散の娯楽としてお酒は私の生活に沁みついており、なかなか断酒に踏み切れなかったんですね。
毎年受けている健康診断でも採血結果に異状がなく、健診前日まで飲酒をしていても肝機能はむしろ良い方でした。
そんな時、オリエンタルラジオの中田敦彦さんの禁酒にまつわる動画を見ました。
動画を見た日に飲酒欲求はほぼなくなったのですが、そこで紹介されている書籍を更に読んで勉強しました。
飲酒のメリットとデメリットを冷静に比較して自分の中で納得したんでしょうね。
納得後は不思議なほど飲酒欲求が無くなり、その動画を見た数日後にはお酒を辞めていました。
辛いかな?とも思いましたが、家には飲みかけの日本酒一升瓶、ワイン数本が置いたままです。冷蔵庫にあるので、毎日目には入りますが、全く飲もうとは思いません。『やーめた』と思ったその日のままお酒が放置されている状態です。
飲酒中と断酒後ではお酒や時間に対する価値観、考え方が全く違うのは自分でも驚きでした。
アルコールを辞めてみてどう変わったか?
飲酒をしているときは量からしてアルコール依存症だったのかな?とも思います。
ですが、病院で診断してもらった訳ではないので今となっては病気だったのか嗜好の範囲だったのかは自分でも良く分かりません。
さて、アルコールを辞めて1年間で生じた変化について、覚書として残しておこうかと思います。
自尊心が高まった
アルコールは『百薬の長』、と自分の中で飲酒をポジティブにとらえようとしていましたが、やはりアルコールは体と精神に作用する薬物です。
その薬物に頼って幸福感を味わっている自分に罪悪感をもっていました。もちろん最初はそんな罪悪感を持っていなかったし、純粋にお酒を楽しんでいました。しかしいつのまにか酒量が増え、それににつれて罪悪感も増していきました。
その罪悪感が無くなったからなのか、自尊心が高まったように思います。
特に飲酒をやめて1週間くらいは飲まないでも普通でいられる自分に驚きもし、感動もしました。
また、今まで酔っぱらって動画やテレビを見るだけの無駄な時間を読書などの自己研鑽に使えているのは嬉しいことです。
自分のために使える時間が増えた
やはりこれが一番のメリットでした。
お酒を辞めて今までの生活を振り返ってみると、実に多くの時間を酔うことに使ってきたんだと恐ろしく思います。
1日2時間晩酌したとして、1年で730時間(約30日)。5年で150日、10年間飲酒したとしたら約1年は酔っ払っていた計算になります。1年間あれば資格取得の1、2個はできそうですよね。
お金が貯まるようになった
これもメリットとしてはかなり大きいです。
今まで大体月に14,000円ほどお酒に使っていたのですが、それがなくなったので貯蓄のスピードは上がったように思います。
私は『ケチ恥–LITE』というアプリでどのくらいお金が節約できたのかを管理しています。アルコールに消えていた金額を目に見える形にした方がモチベーションが上がりますからね!
現在、11カ月が過ぎどのくらいお金が節約できたかというと…。
約163,000円也!
これって結構デカいですよね(^_^)
体調は、、、変わりません(笑
最後に、体調について。
お酒を辞めた後は体重が減った、眠れるようになった、寝起きがいい、血液検査の結果が良くなったと聞くことが多いです。
私もそういった効果を期待しましたが、私の場合、体調や健康状態はほぼ変わりませんでした。
体調や健康に対してはもともとアルコールに対してどの程度影響を受けやすいかという要素もあるでしょうから、個人差があるのかもしれませんね!
飲んでいた時も飲まない時も睡眠時間や寝起きの状態、普段のパフォーマンスに変化の実感はありませんでした(;^_^A
こんなところですね。
今後の飲酒について
1年が経過し、家族からもまだ解禁しないの?と問われることがあります。
自分でも再開時を失ってしまったようです(^_^;)
こうして記事を書いてみて整理した結果、飲まない方がメリットが多いことを改めて感じたため、今後も飲まない方向ではあります。
もし、飲酒を再開したらその時はまたどんな感じなのか書いてみようと思います。
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