面処方で応需した皮膚科でカラミンローションなるものが処方された。
初めて触れる薬なので忘備録としてまとめておく。
カラミンローション
- 製造販売:丸石製薬
- 組成、性状:カラミン、酸化亜鉛でわずかに赤色の懸濁液である
(実際はピンクでイチゴヨーグルトみたい)。 - 効能効果:下記疾患の緩和な収れん・保護
- 湿疹、皮膚炎、あせも、日焼け、第一度熱傷
- 用法用量:用時良く浸透し、1日数回適量を患部に塗布する
- 薬価:1.16円/mL
カラミンが何者か分からないので調べてみたが、酸化亜鉛と酸化鉄の混合物らしい。
紀元前1世紀よりギリシャで軟膏として使用されてきたものだそうです。
参考HP:What’s Calamine カラミン成分について – ロート製薬
当該Ptへの指示はあせもなので添付文書に沿った使用法で問題なし。
しかし気になったのは処方せんのコメント。
処方せんのコメントに冷所保管と指示があったが、添付文書には冷所保管の指示はない。
念のためメーカーに確認を取ったところ下記の回答を頂いた。
基本は室温保管となっているが、冷所も室温に入るので患者の好みにより冷所保管は可能である。しかし冷やすことで粘性が上がるので使用時にはよく振るよう指導が必要。
ということで、医師の好みにより冷所保管のコメントが入ったと思われます。
以上。
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