うちの薬局は駐車場(結構大きい)を持っている。
ということは、その駐車場の管理業務も発生する。
1日150人前後が来局するため、駐車場をめぐるトラブルも当然起こったりします。
駐車券の紛失に始まり、サービス券が上手く使えない、バーが上がらないなんて問題は日常茶飯事だけど、本日起こった出来事はとりわけレアケースでした。
一旦業務が落ち着いてまったりしていた時、確か16時頃だったろうか、白髪で髪がボサボサの山姥みたいな人(以下オバハン)が薬局に入ってきて何やら受付で揉めている。
聞き耳を立ててみると、どうやらうちの駐車場の出入り口のバーに接触してしまったとのこと。
オバハンは『当たってちょっと曲がった』と言っていたらしいが、現場に行ってみると根本付近からバーは折れていました(^_^;)
長く薬局に居る事務さん曰く、過去に当て逃げでバーが損壊していたことはあるが、リアルタイムで対応するのは初めてとのことでまずはエリアマネジャーに連絡し、対応を仰ぐことに。
エリアマネジャーから本部の総務に連絡が行って状況を説明。
とりあえず警察に連絡することとなった。
ちなみに加入している任意保険を利用する場合は警察が発行する事故証明が必要なため、警察が必ず介入することとなる。
私有地などで示談が成立し、保険を使う必要が無ければ警察は呼ばなくても問題ないらしい。
かくいう私も過去に社用車で民家の駐車場のポールに接触したことがある。家主に警察に連絡するとことが大きくなるので、直してくれればいいということで本部と家主と相談の結果、会社が業者を呼んで修理してくれることとなった。今思い出してもありがたいことだ。
と、昔の思い出に浸ってしまったが、話を戻して。
早速警察に連絡し、状況確認が始まった。小一時間くらいオバハンと警察で状況確認し、警察から今後の処理についててオバハン、薬局双方に説明がありあとは本部が業者などの手配をしてくれるそうだ。
その後のお金のことなども本部とのやり取りになるので、薬局は手を出さなくていいとのことで一安心。修理代は相手の保険から出るのか、うちの会社が持つのか気になるところです。
今回何故こういう事故になったのか聞いたところ、駐車場から車を出す際に発券機からやや遠くに着けてしまい、腕を伸ばしたところブレーキから足が外れ、バーが下りたまま発進してしまったそうです。
まあ、発券機近くに車が着かないことは良くあることですよね。その場合は無理せず一旦停車してドアを開けて対応しましょう。無理な体制は車の暴走を引き起こすこともあるし、今回のように事故を起こしかねない。また今回は駐車場の近くに人が居なかったから良かったものの、道路に面しているのでもし人が居たらと思うとゾッとします。
皆さんも駐車場ご利用の際は気を付けましょう!
ちなみにですが、人身事故がない通常の物損事故では違反点数は加算されないそうです。しかし、当て逃げした場合は行政処分の対象となるようです。つまり違反点数が着くことになるそうです。
参考HP:駐車場事故の正しい対処方法と行動上の交通事故との違い 交通事故弁護士相談Cafeより
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